三菱重工が「どこでもドア」を開発したと聞いて、ワクワクテカテカ。
『三菱重工が「どこでもドア」を開発』というのニュースのヘッドラインが目に飛び込んできた。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1504225635.html
ところがニュースリリースを読んでガッカリ。
『どこでもドア』と言えば、扉を開けると好きな場所に行けるドラえもんに出てくる未来の道具を想像するのだが、三菱重工が開発したのは電車の駅に設置するホームドアの新型で、列車の扉数・扉位置が異なる車両(2、3、4扉車)にも正確に対応する改良型マルチドア対応ホームドア「どこでもドア®」だったのだ。
常識的に考えてドラえもんに出てくる『どこでもドア』が開発できるとは思わないけど、このニュースリリースでとても気になるのが「どこでもドア®」と「®」が付いていると言う事。
「®」は登録商標マークで、このマークが付いていると商標が登録されている事を表す。
登録には審査がある。
だからお役所がこの商品に対してこの『どこでもドア』という名称を使う事を許可したのだ。
いや、『どこでもドア』と言ったらどう考えてもドラえもんでしょう。
広く一般的に、いや国民的に名称も機能も知られている名称を簡単に許可するとは・・・
もし将来、本当に『どこでもドア』が開発されたら同じ名前は使えませんので『どこでもドア』では無く、違う名前にするか、三菱重工に名前を譲ってもらうかになると思います。
残念ながら似た名前を付けるのも制限されているのですが、アップル社の「アイフォン」では、すでに日本には「アイホン」と言う名前の商品があったためアイホン株式会社の許可を得た上で「アイフォーン」と言う名前になった経緯もあります。
「好きな場所にすぐに行けます。そう、『どこでもドァー』ならね!」